従来方式の凍結装置では、食材に対し一方向から直接吹きかけ冷凍します。このため、食材の水分は奪われ、乾燥を引き起こし、表面の氷結が内部の凍結を妨げ、氷結晶の拡大を招きます。
これに対し、3Dフリーザーは冷凍前と解凍後の違いが殆ど判別できないほど高品質の維持が可能です。3Dフリーザー独自の非貫流式冷結装置は食材に殆ど風を当てずに全体を冷気で包み込む様に冷却・冷凍していきます。
この非貫流式凍結装置は空気分子同士で間接的に熱交換を行うのが特長でり、これが庫内湿度の高湿度化を生み出し、「3次元冷却・冷凍」を可能にしました。高温から一気に冷却・冷凍が可能になり、乾燥を抑えながら驚異的な歩留まりを達成します。
3Dフリーザーは独自のファンにより、風速をできるだけ下げながら−35℃以下の振動冷気を強力に作用させるので、食材の乾燥を防ぎます。また、食材内の氷結晶を最小限にコントロールする事により、素早く解凍できる他、細胞膜を破壊しないのでドリップが出ず、解凍後も鮮度や風味を損なわず、食材の美味しさを維持します。
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